身延山 久遠寺に行って参りました
子供の頃
何度か家族と来ています
身延山のお守りを
もう何年も返せずにいて
ずっと気になっていたこと
他界した父と最後に
一緒に写真を撮った場所だと気付き
自分の力で再訪したいと思ったこと
美しい切り絵に
御首題を書いて頂き
母に渡したいと思ったこと
そんな理由から
急遽計画
大人になって訪れた久遠寺は
涙が出そうなほど
美しかった
まずは三門をくぐります
もうここですでに圧倒的存在感
その先には
菩提梯
287段の急な石段
心の声が(まじか、、、)と言った
意を決して登り始めたけれど
1区間登っただけで息が切れる
休んでは登って
階段に座ってはまた立ち上がって
汗を流して
息を切らして
やっとのことで登る
あゝ人生ですね
登り切って振り返る
達成感というよりは
戻るの怖い
でした
ついにたどり着いた
自分の力で
自分の足で
父との写真には
この建物が写っていた
その写真を持ち
似たような角度で撮ってみる
間違いない
長い年月を経て
なんとなくたどり着いた
父との写真がなければ
この感慨深さは存在していない
きっと何度か訪れている
この場所は
こんなにも美しいところだったんだ
龍の天井画や
美しい彫刻を見ながら
来てよかったと噛み締めた
すべて自由に見学可能で
じっくりと見せていただいた
とても天気の良い
夏日だった
ロープウェイに乗り
奥之院 思親閣へ
すっと涼しい風が通り
心地よかった
東側展望台からは
くねくねと蛇行した富士川が見え
天に登る龍のようだと思った
思わず先程いただいた
御首題と一緒に写真を撮った
ロープウェイは20分間隔で運行している
ロープウェイで戻り
徒歩で御廟所へ
なんて美しいんだろうと思った
息をのんだ
感情を抑えながら
階段を登り
拝殿へ
それが何なのかわからないけれど
込み上げるものがあった
おそらくここは
初めて訪れた
来るべきところだった
もしくは
やっとたどり着いた
そんな気分だった
父の供養も
たいして熱心に
してこなかったけれど
いつも気持ちの中にはいて
いろいろな気持ちを重ねて
本当に来てよかったと
心から思った
最後にまた
三門を見上げる
久遠寺オリジナルの
龍の御首題帳に
書いていただいた御首題
またこれを持って
ここに来よう
そう思った
⬇️お世話になったホテルについてはこちら⬇️
306: 下部ホテル: 身延山 久遠寺へ行くためにこちらに お世話になりました 下部ホテル 1階のラウンジ横に足湯があり フリードリンクをいただきながら 足湯につかれます 夜も良い雰囲気 蚊取り線香が焚いてあり ほっこりしました フリードリンクはアルコールも
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