2024-10-21

身延山 久遠寺


身延山 久遠寺に行って参りました



子供の頃
何度か家族と来ています

身延山のお守りを
もう何年も返せずにいて
ずっと気になっていたこと

他界した父と最後に
一緒に写真を撮った場所だと気付き
自分の力で再訪したいと思ったこと

美しい切り絵に
御首題を書いて頂き
母に渡したいと思ったこと

そんな理由から
急遽計画

大人になって訪れた久遠寺は
涙が出そうなほど
美しかった



まずは三門をくぐります
もうここですでに圧倒的存在感




その先には

菩提梯
287段の急な石段

心の声が(まじか、、、)と言った




意を決して登り始めたけれど
1区間登っただけで息が切れる

休んでは登って
階段に座ってはまた立ち上がって
汗を流して
息を切らして
やっとのことで登る
あゝ人生ですね



登り切って振り返る
達成感というよりは
戻るの怖い
でした


ついにたどり着いた
自分の力で
自分の足で


父との写真には
この建物が写っていた

その写真を持ち
似たような角度で撮ってみる
間違いない

長い年月を経て
なんとなくたどり着いた
父との写真がなければ
この感慨深さは存在していない

きっと何度か訪れている
この場所は
こんなにも美しいところだったんだ

龍の天井画や
美しい彫刻を見ながら
来てよかったと噛み締めた




すべて自由に見学可能で
じっくりと見せていただいた



とても天気の良い
夏日だった



ロープウェイに乗り



奥之院 思親閣
すっと涼しい風が通り
心地よかった



東側展望台からは
くねくねと蛇行した富士川が見え
天に登る龍のようだと思った

思わず先程いただいた
御首題と一緒に写真を撮った




ロープウェイは20分間隔で運行している



ロープウェイで戻り
徒歩で御廟所へ


なんて美しいんだろうと思った
息をのんだ
感情を抑えながら
階段を登り
拝殿へ
それが何なのかわからないけれど
込み上げるものがあった
おそらくここは
初めて訪れた
来るべきところだった
もしくは
やっとたどり着いた
そんな気分だった
父の供養も
たいして熱心に
してこなかったけれど
いつも気持ちの中にはいて
いろいろな気持ちを重ねて
本当に来てよかったと
心から思った


最後にまた
三門を見上げる



久遠寺オリジナルの
龍の御首題帳に
書いていただいた御首題

またこれを持って
ここに来よう
そう思った







⬇️お世話になったホテルについてはこちら⬇️

306: 下部ホテル: 身延山 久遠寺へ行くためにこちらに お世話になりました 下部ホテル 1階のラウンジ横に足湯があり フリードリンクをいただきながら 足湯につかれます 夜も良い雰囲気 蚊取り線香が焚いてあり ほっこりしました フリードリンクはアルコールも


 

2024-10-08

下部ホテル


身延山 久遠寺へ行くためにこちらに
お世話になりました



下部ホテル
1階のラウンジ横に足湯があり



フリードリンクをいただきながら
足湯につかれます




夜も良い雰囲気
蚊取り線香が焚いてあり
ほっこりしました



フリードリンクはアルコールもあり
ビール、酎ハイ、ハイボール




ワインも赤・白ありました



お酒のフリードリンクは15:00〜18:00
ソフトドリンクは20:30〜のイベント終了まで
可能とのこと



お部屋はローベッド付き和室を選択
よく眠れました

大浴場は深夜1時〜5時までが利用不可で
男女入れ替えになります

循環消毒ありではあるけれど
3種類の源泉を使っていて
下部温泉共同泉
しもべ奥の湯高温源泉
下部ホテルオリジナル硫黄泉

このホテル敷地内から湧き出す硫黄泉が
ほんのり香り
完全不感温度で長湯できました

全体的にぬるめではあるけれど
少し暖かいお湯で温まってから
このぬる湯で長湯
寝てしまいそうでした

お風呂上がりには
アイスクリームのサービスもあり




今回は朝食付きで宿泊

朝食はビュッフェ
山女魚クロワッサンサンドが人気!
カリッと焼かれた山女魚は
意外と合う!

途中で焼きたてクロワッサンを配りにまわって
くださっていて、ひとついただいたら
何もつけずにおいしかった!

そんなに品数が多い訳ではないですが
工夫されていて好感のもてる朝食でした




ロビーも落ち着いています



温泉マニアの方には物足りないかもしれないけれど
工夫がたくさん
楽しませようとの試みがたくさん
とても素敵なホテルでした



下部温泉駅からすぐ




下部温泉駅は無人駅です


〒409-2947 山梨県南巨摩郡身延町上之平1900

 
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2024-10-05

熊の湯ホテル

あれは5月のことでした


この翡翠色のお湯に憧れて


行って参りました
熊の湯ホテルさん




体感温度はやや高め
長湯するとのぼせてしまいそうな
出たり入ったりを繰り返します




この板張りの空間に
ひとつ
シンプルな湯船
高い天井
潔い





オフシーズンのためか
いつ入っても独泉
ありがたい

何度入ったことか
気付いたら
爪の甘皮が黒く染まっていた



夜の静けさもまた
はぁ〜と幸せなため息が出る
大浴場につながる廊下は
薄暗く
夜中に入る人なんて
いないのかしら?と思うほどに静か

そして大浴場が近づくと
強めの硫化水素臭
温泉成分の濃さを
感じずにはいられない



山奥にも関わらず
少ない客数に
限りある食材で
工夫して出していただくお食事



天ぷらは揚げたて




お肉のお出汁は熊ちゃん



朝食もシンプルかつ充分




お部屋はゆったり
畳はキレイで不自由なし

温泉成分の影響か
お部屋の水回りは真っ黒



実は大雨の中
バスを逃してしまい
フロント横のロビーで
コーヒーをいただきながら
次のバス待ち

このコーヒーも丁寧にいれていただき
おいしかった




比較的大型のホテルで
スキーシーズンは
賑わうことでしょう

温泉好きは
スキーシーズンの直前・直後が
狙い目かも?

今だ!!!
紅葉目当てのお客様多いかな?
それぞれのベストシーズンを
探ってみてくださいね!

長野から湯田中へ
バスで渋温泉から熊の湯へ
バスで熊の湯から長野へ

そんなルートの旅でした




〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏7148




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