2011-01-09

中山峠

 
 
 
小港海岸入り口手前から入り
 
八ツ瀬川を渡ると
 
ヤギ侵入防止の扉があります
 
それを開けて中山峠へ続く遊歩道に
  

 
おっと
 
なかなかの急勾配・・・
  
 
ここは遊歩道らしさがあります
 
このあたりで
 
同じ宿だった方とすれ違い
 
少し行ったところに
 
眺めのいい場所がありましたよと教えていただく
   
 
ほんとだ!!!
 
でも頑張ってもう少し先へ
 
息切れてます。。。
  


 
あと少し・・・
 
 
 
!!!
 
  
  
 
ひぇ~!!!
 
なにこれ!!!
  
 
断崖っぷり
 
伝わります???

  
遊歩道???と聞きたくなるような道?ですが
  
 
景色は素晴らしい
 
小港バス停より
 
片道20分~30分
 
比較的短時間で行けますが
 
急勾配のため
  
12月でも
 
500mlペットボトルを飲み干しました
 
中山峠の頂上から下っていくと
 
ブタ海岸があります
 
つづきは
 
別の記事で・・・
 
  
 
冒頭にヤギ侵入防止と書きましたが
 
中山峠には
 
野ヤギがたくさん
   
 
もとは今までの歴史のなかで家畜として持ち込まれ
 
野生化したもので
 
植物を根まで食べるため
 
植生破壊が問題となっている
 
父島から約50km北にある聟島列島では
 
森林が裸地になり
 
一部では土がむき出しになってしまい
  
土が海に流れ出て
  
陸地だけでなく、海域の生態系にも大きな影響を与えたそう
 
*現在、聟島列島では野ヤギを排除。緩やかに植生は回復しているとのこと
 
 
父島でも
 
固有種を守ろうと工夫しているようでした
 
  
 
いつまでも
 
この豊かな緑があるといいですね・・・
 
 
他にも外来種の問題がいくつかあるそう
 
 
 
小笠原の場合
 
他の島と陸続きになったことがなく
 
固有種がとても多い
 
そのうえ
 
小さな島では
 
生態系のバランスは
 
非常にもろい
 
人の出入りによって
 
外来種が持ち込まれないよう
 
案内や防止策をしっかりしているようでした

 
 
個人的には
 
何億年も前から
 
地球全体がいろいろな変化を繰り返し
 
今があるわけだから
 
変化をしていくことは
 
ある程度自然なことだと思う
  
 
しかし
 
人間という生き物の欲だけのために
 
絶滅していく動植物が
 
もしあるのだとすれば
 
それはとても残念なことだと思う
  
ましてや島民が守ろうとしているものを
  
私たち旅行者が
  
けっして壊してはいけないと思った
 
「知らないこと」は
 
ときに取り返しのつかない事態を招くこともある
 
なぜ
 
靴の裏を洗うのか
 
ちゃんと理解して洗いたいと思う
 


 
 
 
 

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